こんにちは~。夏の足音が聴こえてきた今……換毛期を迎えた秋田犬ぬる子の毛攻撃をうけ、かわしぃの犬アレルギーは最高潮に達しております。
そんな中、アウトドア派には根強い人気のある
『歴史の道』と呼ばれる羽州街道矢立峠コースを地元の皆さん(碇ヶ関交流人口協議会さま)と一緒におそうじしてきましたよ。
『歴史の道』ってな~に?
江戸時代、全国には大名や重要人物が通るための街道がたくさんありました。中でも東北地方には、日本海側と太平洋側にそれぞれ「羽州街道」「奥州街道」があり、東北二大街道と呼ばれています。
そのうち羽州街道は、福島県の桑折町(こおりまち)から奥州街道から分かれ、宮城・山形・秋田県を通り、今の青森市油川で再び奥州街道に繋がる道。
羽州街道にゆかりのある人物
- 伊能忠敬(学者)
- 吉田松陰(思想家)
- 菅江真澄(旅行家)
- イザベラ・バード(女性旅行家・英)
などなど…。
こちらのサイトで詳しくまとめられているのでご紹介。
https://kaidoaruki.com/area_tohoku/usyukaido/index.html
矢立峠 歴史の道清掃ツアー
スタート地点はココ!
国道7号線、青森県側から見て「羽州路の宿 あいのり」のちょっと手前のあたりに入り口があります。
迷ったら各所に立っているこの地図をチェック。青森県側に設置されている地図と秋田県側のそれでは南北が違うので、見るときは十分気を付けてくださいね!
沢を渡る木製の橋は、落ち葉を放っておくと湿気で腐ってしまうのでやっつける。
矢立杉の前でいちまい。この先は長いぜ。
ちなみに…
矢立杉
丁度県境付近にあった大きな杉の木。今はただの切り株となっていますが…どこかから種が飛んできたのか、それともこの杉の根が生きていて内部から芽を出したのか、表面からさらに大きく木が育ち始めています。
生命力ってすごい…。直に見てみるとよく感じられるその力。パワースポットとしても、ファンの間では人気が出てきた場所でもあります。
県境があらわれた!

秋田県←→青森県
青森県側からスタートし、30分弱。地形がそのまんま県境になっている場所が見えてきました。今回は秋田県側ルートを選択。
県境がこうして目に見えると、テンション上がりますよね~( ˘ω˘ )✨
以前、ブロガー座談会に参加した際に出会った【県境マニア】の石井さんの思いもとってもよくわかる気がします!この真ん中の林をぶち抜いて歩いた跡があるのもきっと…秋田と青森を何度も超える遊びをした誰かがいたからに違いないです。笑
歴史の痕跡
かつて手作業で日本全国を測量してまわり、日本地図を完成させた伊能忠敬測量隊一行もここを訪れていたそうな。こうして歩いていると、この道にゆかりのある史上の人物の案内板に沢山出会うことになる。これは大館市観光課の皆さんによって設置されたもの。なんとQRコードから情報が引き出せてしまいます。そう!山でもネットが繋がるんですー!スゴイ!
外国人観光客の皆さんのために、英語表記の案内も充実!スゴイ!
内容は…えーと…「羽州街道っていいね!」っていうことが書かれているんじゃないかな…!たぶん、きっと、そう!:(;゙゚”ω゚”):
清掃を続けます
今年は大きな倒木など、山歩きの際に困るような障害物はなかったけれど…。こんもりと落ち葉が道を覆っています。こうしてちょっとずつでも道が見えるように守り続ける人がいて、わたしたちは今も山を楽しむことができるんですね。
黙っていても、当たり前にあり続けるものではなく…
人がつくったものは
人がどこかで守っているんですなあ…。
そういえば、
昨年の清掃の時は山菜が山のようにゲットできたんですが、
今年はGWあたりから一気に気温がグググーッと上がったため、山菜のピークは過ぎてしまった模様でした。うーん残念。
案内人が山歩きのガイドをしてくれます
6月より、「ひらかわ案内人の会」の山歩きのプロフェッショナルたちが皆さんをガイドしてくれます。お申し込み・お問い合わせについては平川市観光協会ウェブサイトをご覧ください!
さあ~今度の夏休みは森林浴と、歴史探訪などいかがですか?
きれいな空気・きれいな緑。疲れた体はあいのり温泉で癒してね(*´ω`)
0件のコメント